社会福祉法人 池田芽ばえ福祉会

　

平成１０（１９９８）年１０月に社会福祉法人格を取得し、平成１１（１９９９）年に東山作業所を開設してから２０年以上が経ちました。令和元（２０１９）年には２０周年行事を行いました。

令和３（２０２１）年５月９日には市内旭丘で女性５名のグループホームを立ち上げ、夜間支援も行っています。

・障がいのある人をひとりの人間として尊厳を重んじるとともに、本人の意向を大切にしてその人らしい生き方ができるように支援します。

・住み慣れた地域で充実した暮らしができるように支援します。

・障がいのある人の地域生活の大切さを社会へ伝えるパイプ役になるように努めます。

　

この3つの理念を基に

 東山作業所の基本方針として

・作業支援においては、利用者の年齢や適正に応じた仕事を可能な限り準備し、働く喜びや大切さを実感でき、生きがいとなるように支援します。

・生活支援においては、生活習慣が確立できるように努めます。

・社会参加の場を多く設けることで社会のルールやマナーを身に着け、地域社会での生活が円滑に送れるように支援します。

芽ばえホームの運営理念として

・安全で安心できる地域生活を支援します。

・楽しくその人らしい自立した生活を支援します。

 

私は自閉スペクトラム症で知的障害のある息子を授かったことにより、障がい福祉という分野に足を踏み入れたわけですが、３５年前に比べると、ノーマライゼーションが進み、障害者権利条約により合理的配慮が行われ、意思決定・自己実現ができるようになってきました。

今後は平和な日本で地域共生社会を目指す持続可能な世の中になれば、障がいのある人はもちろん、家族や支援者誰でも自立した自己実現のできる障がいのある方が一度しかない人生を明るく楽しく過ごせるような社会になればと日々願っています。